無駄を大切にできるようになる記事

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おはこんばんにちは。タイコです。今回は、『無駄』というテーマに触れていきたいと思います。

これをみると、無駄への見方が変わる(かも)。

目次

道草を食うのが人生

 世の中、目標があって、すぐにそこに辿り着く事が重視されやすいです。

 少しでも無駄があればそれを省いて生きていきたい人が多い、と思っています。

 地図にしても、携帯一つあれば、どこに何があるのかすぐにわかるし、目的地に一早く着きますね。

 少し外に出れば(といっても家の中でもですが)、効率化や均一化する文化はそこら中に転がっています。凸凹の道があれば、それを舗装してコンクリートで固めます。

 これは外の世界だけに起きている事でしょうか??私は、心にも効率化を求める人が多くなっている気がします。

 例えば、【できる限り怒らないように】、ではなくていつの間にやら、【怒ってはいけない】と思っている人が挙げられます。

 確かに、世の中、一喜一憂していたらやっていけません。そのぐらい社会の波は激しいものです。誰かとのつながりを維持するためには、ある程度、コントロールしていく事は必要でしょう。

 しかし、均一化や効率化ばかりを追い求めていくと、どうなるでしょう。消化不良によって身体にでたり、思わぬところで爆発したりする人も少なくないのではないでしょうか?不思議な事に、その分、結局、どこかで精算するようになっています。心には、効率化や均一化は合わないようです。

無駄がどれだけ豊富にあるかが、その社会の豊かさや成熟度を示しているーーー(中略)ーーーーいい大学に合格するためだけに、毎日どれだけ早く正確にたどり着けるかを目標に勉強ばかりしている子どもたちは、遊んでいても無駄なばかりか悪いことをしているように感じ、喜びや快感を味わえなくなる。そうして彼らは小ども本来自然に持っているはずの、身体のうちから湧き出てくるような好奇心や自発性、そして何よりも大切な「感じる」能力を失っていくのだ

 精神看護学ノート 武井麻子

 転ぶことも遊びの中で知ります。遊ぶ事で、決まりや失敗の仕方を学んでいくんですよね。

 転び方を知らないと、大怪我につながります。

 人間の大切な力は、効率的よりも、無駄な事を通して学べるのではないでしょうか。

 無駄は無駄ではないようです。抜かるんで歩きにくい山道を行く事でしか見えない景色があるのです。

まとめ

 まとめです。『無駄な事をしたら案外に、人生が豊かになる』という話でした。

今回はここまでにします。ここまで読んでいただきありがとうございました!!!!

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