おはこんばんにちは!タイコです。今回は、『影』というテーマについて話していきたいと思います。
影は必ずついてくる
立冬が過ぎ、各地で寒さが本格的になってくる今日この頃。こんな時期の日向は、気持ちいいです。
そうやって日の光を浴びると、影ができます。日差しが強くなればなる程、影は伸びます。自分の背丈よりも大きくなる事もありますね。
ところで、あなたは、先日【世にも奇妙な物語】を見ましたか??今回も面白かったです。特に奇妙だったのが、【スキップ(第一話)】。今回のテーマに沿うみたいなので、ここで挙げさせてもらいます。
影響
※私見も交えながら以下に、【世にも奇妙な物語】のネタバレが入りますので、ご注意ください。
いろんな角度から見れると思うのですが、僕は職業柄、心理学的側面から見て取れました(意図して作っているのかはわかりませんが・・・)。
物語は、『小さい頃から魔法部屋の扉を眺めていた主人公は、一度もそこに入った事はなかったが、ある人物(以下、X)からの影響もあって内部に入る事になる。その部屋は、人生を先送りできる魔法がかかっており、現実に影響を及ぼす。好きだと思っていた女性といつの間にか付き合う事になっているなど、味をしめた主人公は、度々入室する。ただ、先送りした時間の記憶は無く、別の人物が、主人公の身体を乗っ取って生活していた。やがてXは主人公になる。』という内容になっています。
Xは、何者だったのでしょうか。物語の中では、主人公の男性は、奥手で暴力とは程遠い存在のようです。ただ、Xは、猛烈に女性にアプローチをかけたり、暴力によって金銭を巻き上げたりと、主人公とは別の言動が特徴としてあります。
主人公が表だとしたら、Xは裏。男性は自分の影に自身を乗っ取られたといえます。影に唆されて、欲望に身を任せて取り返しがつかないところまでいってしまうんです。つまり、自分の影を伸ばしすぎて、自分の背丈よりも伸びてしまったんですね。
ある行為に対してその本人が自分のしたこととは思えないと感じ、他人も別人のような行為と判断するようなとき、その行為はもはや自我を主体とするものでは無く、影の支配を強く受けたものと考えられる。このような現象が正常な域を超えると、ヒステリー性の健忘、朦朧状態、あるいは夢中遊行などになる。
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これは、全く非現実的な話でしょうか??確かに飛躍した場面もあるかもしれないです。未来に行く能力を、今のところ人間は、持ち合わせていませんし。
しかし、現実では、必ず影ができます。(もちろんこの現象が全てとはいえませんが)真面目で誠実な人には、不真面目で不誠実な影が付きまとっています。そういう自分がいる事に気づいて受け入れていけると、より重層的な人生を送れるのではないでしょうか。しかし、そんな自分を受け入れて生きていくのは、勇気がいる事でしょう。カウンセリング場面は、影の存在も出入りする不思議な空間、だと思っています。
あなたの影は、どうでしょう?
まとめ
まとめです。『人生を豊かにするのに、影の存在は大切である』というお話でした。
興味深い内容ですので、また触れていけたらと思っています。
今日はここまでにしておきます。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!