数字と魂という視点から心理検査を考える記事

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おはこんばんにちは。タイコです。今回は『数字と魂』をテーマに挙げていきます。

この記事をみると、『臨床心理士が持っていた方がいい視点』が分かるようになる(かも)。

目次

数字だけでも魂だけでもいけない

 臨床心理士は、こころの医者ともいわれます。身体がそうであるように、心について考えていくのにもそれなりの技術が必要であって、だからこそ、こういった呼称がされているんだと思います。

 専門性を支える柱の一つとして、心理検査があります。心理検査の種類には様々ありますが、バウムというものがあります。名前の通り、木を描いてもらって、それを治療に生かしていくものです。

 様々な見方があるわけですが、一つは【統計的な視点】、一つは【魂の視点】です。

 非常に端的にいうと、統計的というのは、[〇〇の木は鬱だ]という見方です。魂というのは、[〇〇の木はこの人にとって〇〇の想いがある]という見方です。

かつての近代知としての「科学」だけが科学じゃない。科学は知と同じ意味のかなり幅の広いものといえる。しかしいくらそうなっても、そこに基本的な文法みたいなものがあるわけですね。ものをとらえるとか、言葉を使うとか論理を使うとかいうことの基本的な骨法があって、それがないと非常にだらだらしたものになってしまうんですね。

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 個人的には、魂の部分を大切にしたいと思っています。しかし、上記引用のように、どちらか片方の視点を持っていてもいけないのです。数字だけでは大切なものを見失います。かといって、想いだけを汲み取るだけでは、周囲には十分伝わらないのです。

ただ、これは心の問題だけでしょうか?

数字に依存していないために、自分のリズムを信じることができ、結果的にメトロノームやクリックにバッチリ合う。これを理想として日々リズムと向き合っています。

Satoshi Kirisawa メトロノームではリズム感は良くならない! https://youtu.be/DG4jeIRe2Bg

 「数字がいらないのでは無く、頼りながらも人間の不思議な能力にフォーカスする事が大切だ」といわれています。この方は、LAで活躍されているミュージシャンで、心の専門家ではありません。しかし、同じように、数字と人間の持つ力のバランスの大切さを訴えています。これは分野を超えた大切な考え方といえそうです。

まとめ

 まとめです。『大切なものを見落とさないために、数字と魂どちらの視点も持っておこう』というお話でした。

 本日は以上になります。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!!

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