おはこんばんにちは。タイコです。
「ブログは、特記にした方がいいのか雑記にした方がいいのか」
初心者であれ、中級者であれ、上級者であれブログをやっていれば「特記ブログにするのか雑記ブログにするのか」は、突きつけられる命題だと思います。
確かに一長一短ありますから、非常に難しい判断だと思います。”これだ!”という答えはないものですが、ある考えを加える事で、実は、この命題に一撃を加える事ができます。
今回は、『特記ブログにすべきか雑記ブログにすべきかに一撃を加える』内容を書いていきたいと思います。
ブロガーとして一度休みを挟みつつも2年は続いている筆者が書いていきます。
特記ブログと雑記ブログの特性
結論です。「特記だからダメだ、雑記だからダメだ・・・これには答えがありません。必要な素材はそこには眠っていない」です。
まず、それぞれの特性を振り返っていきましょう。
特記ブログ(一つのジャンルを取り扱う) | 雑記ブログ(複数のジャンルを取り扱う) | |
デメリット | 一つのテーマに絞るので、雑記に変えにくい。 ある程度の知識や経験が必要 続けにくい 自分の興味がある事と一致しない可能性が高い 記事量産の難易度が高い | 一つの分野を深掘りしにくい為、専門性が薄くなりがち(誰でも書ける記事になりやすい) 専門性が評価されにくい(SEO対策がしにくい) 関連した記事に誘導しにくい。もしくは、ユーザーがブログをすぐに離れてしまいやすい。 収入化が難しい |
メリット | ユーザーの問題解決に貢献しやすい為、収益化に繋がりやすい 評価されやすい(Googleが基準としている専門性、権威性、信頼性が満たされやすい) 一つに特化している為、一定のユーザーがファンになってくれやすい 誰でも書ける記事にはなりにくい | 自分の興味のあるものを書きやすい為、継続しやすい 記事のネタに困りにくい(継続しやすい) 初心者にとっつきやすい 時事ネタが書きやすい(トレンドとか取り入れやすい) いろんなテーマに触れられるので、特記にスタイルを変えやすい。 |
これらは音楽で例えると分かりやすいかもしれません。特記ブログは、「ロックをこよなく愛している人達」で、雑記ブログは「音楽全般が好きな人達」と、言えるでしょう。
どちらが良い悪いという事は無く、一長一短あるのは確かです。
永遠の命題に一撃を加える
ここからが本題になります。では、どうしたらいいか。これは、共通点を探すところから始まります。
実は、デメリットとメリットを挙げるだけでは、整理はできても解決の糸口は見えてきにくいのです。
1)先行すべきは、「興味」
ここでアドラー心理学を組み込んでみましょう。
他者の評価を気にかけず、他者から嫌われる事を恐れず、承認されないかもしれないというコストを支払わない限り、自分の生き方を貫く事はできない。つまり、自由になれないのです。
嫌われる勇気
アドラー心理学では、「自分の課題と他人の課題を分けて考える必要がある」と考えています。
収益を得る事に駆られると自分ではなく他人の目線で考えてしまいます。そこに「自分がいない記事を書く」事になるのです。つまり、「自分と他人を分離する事ができていない」のです。
自分が真に困って書いた記事に対しては共感が得られる事でしょう。
すなわち、雑記であれ特記であれ、「自分が困って調べた事が、真にユーザーのニーズを満たす=収益化に繋がってくる」のです。
「困っているあの人のために書く」と、いった文言を見かけた事がありますが、「誰かの事を考えて書くよりも、自分がどのように困って何を調べたのかを追った方が、断然、記事の書きやすさや共感の得やすさ・ニーズの満たしやすさが上がる」ように思います。
誰かの生き様を語る人よりその人の生き様を語る人の方が魅力を感じる、のとちょうど似ているかもしれません。
そもそも自分は「困った人」にはカウントされないのでしょうか・・
そこで自分が困った事・・すなわち、「自分が関心がある(あった)事を先行させる」にはもう一つ効能があります。
貴方は、特記も雑記も関係なくブログで何が一番大切だと思いますか?
実は、一番大切なのは、「続ける事」です。ブログは「短距離走では無く、長距離走」です。
以下を見ると、これがブログだけに該当するのでは無い事が分かります。
成功の秘訣
1.好奇心(何かを好きになる、人まねはしない)
2 集中力(やるときは、わき目もふらずに)
3 持続力(すぐにあきてはだめ、ねばり強く)
(中略)この三つがあれば、誰でもどんな仕事でも成功できます。
小学生に授業
すなわち、「特記だからダメだ、雑記だからダメだ・・・これには答えがありませんし、拉致があきません。必要な素材はそこには眠っていない」のです。
結局のところ、自分が興味がある(あった)事が、他人を救う(利益にも繋がる)し、ブログ継続にも繋がってくるのです。
つまり、「自分が興味があるもの」を選びましょう。どうするかはその先です。
2)広くとってから狭くとる
とはいうものの、「興味があるジャンルを選ぶ」というのは、実は案外に難しいです。
そして、ブログは長距離マラソンで稼ぐのが大変なのは周知される事実でしょう。
「ブログは稼ぐのに1年はかかる」と言われています。ブログで5億円稼いだ「きぐち氏」も”1年経っても収益はゼロ”だったと語ります。
そこで私は、「試し期間」を提案します。すなわち、「いろんなテーマに触れられる雑記ブログをやった後に特記にスタイルを変える」のをお勧めします。
自分の興味ある事を吟味してみて、そこから取捨選択していくのです。すると、最後に残るのは自分が本当に興味があるものになります。
そして、取捨選択の際に「興味」が一番大きな物差しになってきますが、この取捨選択の際にもう一つ大切な物差しを付け足します。
すなわち、「出来る限り高単価のジャンルを選ぶ事」です。
試し期間として雑記ブログにて自分の興味あるジャンルを書いていく→その中で、熱中できるものを探す
熱中できるものが定まったらその中から出来る限り高単価のジャンルを選択する
恐らく興味ある分野の中に高単価では無いものしかない方もいらっしゃるかと思います。
その場合、「興味」があるジャンルを再び選定する必要があるでしょう。あくまで先行すべきは、「興味」ですが、次にくるのは「高単価」です。高単価なジャンルをただただ選んでもブログで一番必要な「継続」が滞ってしまいます。
まとめ
今回は、『特記ブログにすべきか雑記ブログにすべきかに一撃を加える』内容を書いていきました。
絶対的な答えというものは自身で導き出していくものですが、少なからず周囲に惑わされず自分が納得のいくお店を作っていく事は必要でしょう。
お店の店構えに関しても収益と集客に大きく関わってきます。以下の記事もぜひ参考にして見てください。