【3分程度】科学を交えてヘビーメタルの魅力に触れた記事

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 おはこんばんにちは。タイコです。

 この記事は、『メタルを好きになるキッカケもしくは、メタルが好きな人がもっとメタルを好きになる手助け』になります。

目次

メタルってなんだ

 結論です。『メタルは、心身や脳に大きな影響を与えている事が科学的な根拠や大多数の人間の経験から証明されている。』です。

 

 メタルって聞くと、重低音が鳴り響いて激しいイメージが湧いてくる印象を受けます。もしくは、とにかくやかましくて独特なジャンルという印象を持つ人もいるかもしれません。

 メタルには、スラッシュメタルなど派生したジャンルがあります。メタルという言葉を聞いて浮かびやすいのは、ヘビーメタルではないでしょうか。

 それぞれ言葉にどんな意味があるんでしょう。

 映画なんかでも、嫌な事があったりすると、「そりゃヘビーだぜ」なんて言ったりするのを耳にしますが、ヘビーには、

 heavy:濃さ、重さ、いっぱい、猛烈な、激しい

 といった意味があるようです。重い、だけじゃないわけですね。でも音楽的なところでいうと、感情を表す言葉、の方がより適切なようです。

 一方で、メタル。

 metal:金属

 そのままですね。ギターやらベースやらは、電子機器で、ドラムであってもドコドコやっていれば、ヘリコプターの音のように聞こえるし、楽器の色が前に出てくるジャンルでもあるので、そういった言葉が使われるようになったのかもしれません。確固たる意志というイメージも浮かびます。

 

 そんな、ヘビーメタルというワードがいつ定着したのか・・・

 ヘビーメタル自体は、一九世紀の用語で、重火器や新発見の重金属などを意味していたようです。

 メタルの元祖は、1960年代にイギリスにて結成されたブラックサバスといわれています。ブラックサバスのトニーアイオミは右手の2本の指を金属加工場で切り落とされています。

 それもあって、バンド全体が低い方のキーに合わせる方向性をとっていました。それによって、今までにないほどのサウンドが生まれたのです。それがなかったならば、新しいジャンルは生まれていなかったもしれません。

 そして音楽用語として使われるようになったのは、レスターバングズがヘビーメタルを音楽用語として使い始めた事が一つ挙げられるようです。

 

 メタルは、身体や心、脳に効く!?

 「ヘヴィ・メタルはまだガンには効かないが、そのうち効くようになる」

 映画Heavy Metal In The Countryにて語られた一場面。私は、この言葉がお気に入りです⬇︎。

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一見ネタのように見えますが、どうでしょうか。実は、心身に与える影響はあるようなのです。

トルコのイスタンブールにある美容整形病院、Vera Clinicがある調査を行い驚く結果を報告しています(⬇︎)。

https://consequence.net/2021/02/study-80s-pop-heavy-metal-reducing-blood-pressure-anxiety/

 18歳から65歳までの1,540人の成人を対象とし、様々なジャンルのSpotifyプレイリストを対象者に聴いてもらい、その中でヘヴィメタルは参加者89%の血圧を下げ、参加者18%の心拍数を下げた(トップだった80年代ポップスは96%の血圧を下げ、36%の心拍数を下げたとのことです)のです。

 この研究結果として、「ヘヴィメタルは血圧と心拍数を下げるための最高の音楽ジャンルの1つ」とされています。直近の話だから興味深いですよね。

 また、2019年、NickPerham博士の研究によると、「怒りをテーマとした曲を聴いても怒ることがなく、前向きな感情が増進している」とされています。

 ヘビーメタルは、個人的には、【憤怒や憎悪など禍々しい感情を体現するのに最も適した音楽である】と思っています。故にこの結果は嬉しく思います。

 考えてみれば我々は、(時に感情を出す事も必要ですが)感情と反したことを社会にいる限り要請される事が多いです。苛立っても悲しくても社会的な態度を求められるのです。

 直近の話題でいえば、ウィル・スミス氏の行動は、家族愛としては正しかったかもしれませんが、社会的に見たら誤っていた訳なのです。

 そんなわけで、自分の感情に浸る瞬間を持つ、という事がいかに大切かという事が想像されます。これもアンガーマネジメントといえるのではないでしょうか⬇︎。

https://goshtone.com/kokoro/755/

 

 そして、こちらの本は、同質性の原理を挙げつつこんな事が書かれています⬇︎。

 悲しみを癒すためになにをすればいいかというと、「悲しい音楽を聞くこと」だと心理学的に明らかになっています。これは悲しい音楽を聴くと、「悲しいのは自分だけではないんだ」と無意志のうちに感じるため、少しずつ悲しみが癒されていき、やがて立ち直る事ができるロジックです。

 つまりは、その時の感情にマッチする音楽に浸る事が、心の健康にも影響を与える事に触れています。つまりは、メタルは(特に禍々しい感情)心にも影響を及ぼすのです。

 そして、オキシトシン(不安を抑えたり、心身の傷の回復が早くなったりする神経伝達物質)脳に対しての影響も触れられています。

 音というのは聴覚だけでなく「触覚」でも感じている事が言えるのですー(中略)ー肌を刺激されると「幸せホルモン」のオキシトシンが分泌されるからですー(中略)ーとくにメタルの場合、高音が多用されるのと同時に低音も厚みがあるのです、他の音楽に比べてかなり振動覚への刺激が異なると考えられます。

 これら研究や調査から分かるように、脳や心身への影響が大きい事がわかります。なかなか独特な音楽なので近付き難い印象も持たれやすいかもしれませんが、このメタルという文化が素晴らしい事が、科学的な観点からも証明されています。

 貴方も是非、聴いてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

 まとめです。『メタルは、心身や脳に大きな影響を与えている事が科学的な根拠や大多数の人間の経験から証明されている。それを示したのが今回の本』です。』という話です。

 

 今日はここまでにします。ここまで読んでいただいてありがとうございました!!!!

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