この社会にカウンセリングが必要な訳を、3分程度で触れた記事

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おはこんばんにちは。タイコです。

 この記事を読むと、『カウンセリングはなぜ必要なのかが分かる』ようになります。

目次

社会の中での受け皿はなかなか無い

 結論です。『社会の中で、約60分もあなたの話に耳を傾けて受け止めてくれる場所(器)はそうそう無い。故に、カウンセリングという場は、新たな自分の発見や気持ちの発散に大いに役に立つ』です。

 以前の記事で書きましたが、流行り病に罹りました。この期間にも意味がありそうですが、自分が病気になってかつ隔離になる事で、クライエントの抱える悩みに近いであろうものを、ヒシヒシと感じる事ができました。孤独や怒り、悲しみや痛みその他諸々です。

 言い換えると、”やはりカウンセリングは社会の中で必要だ”という事を確認できたのです。

 極論を言ってしまえば、”話を聞いてほしい”、という心の動きがある時には、理屈など二の次になるのです。

 そこにあるのは、世の中の道理ではなく、その個人がいかに体験したか、です。そこには、感情渦巻くモノが働きます。そういった強力な力が働いているわけで、それなりの受け皿が必要になります。

 例えば、誰かを殴ってしまった人がいる。その人に「人を殴ってはいけません」、という道理を当てはめたところで、何も変わらない事の方が多いようなのです。どうして殴ろうと思ったのか、結果ではなく、その気持ちの経過が大切になってきます。

 しかし、そうはいっても、なかなか日常で受け皿になる存在というのはいません。試しにあなたも想像してみてください。自分の言葉を、最低でも45分の間、あれこれと意見を言わないで聴いてくれる存在はいるでしょうか?

 本人の話にひたすら耳を傾けてゆこうとすることは、そうすることによって、本人さえ気づいていない新しい可能性が、その場に生まれでてくるという確信によって裏づけられているのです。

カウンセリングの実際 河合隼雄氏

 カウンセリングの場は、カウンセラーという受け皿とクライエントの可能性(よくなろうとする力=自己治癒力)に支えられて成り立っているのです。そのためには、その心の動きを共に考えていく事が一つ必要になるようです。

まとめ

 まとめです。『社会の中で、約60分もあなたの話に耳を傾けて受け止めてくれる場所(器)はそうそう無い。故に、カウンセリングという場は、新たな自分の発見や気持ちの発散に大いに役に立つ』という話です。

 

 今日はここまでにします。ここまで読んでいただいてありがとうございました!!!!

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