心は白黒付けられるのかを考える記事

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んにちは。タイコです。

 今回は、『心は、白黒つけられない』というテーマで書いていきたいと思います。

目次

白黒ではなくグレーであるのが、心

 人には、やった方がいいと思ってやっても何故か後悔する事がありますもしくは、やろうと思ってもできない事があります。晩ご飯を饂飩にするか迷ったとして、(饂飩を選んで良かった)と思いつつも、(饂飩は、食べんで良かったな)なんて事をどこかで考えます。不思議なんですが、こちらがそう思いたくなくても自然と浮かんでくる事の方が多いです。

 これは日常生活には茶飯事でいろんな所で起きてます。(あいつは好きじゃないから付き合わん)と思っていてもどこか(付き合った方がいいんじゃないか)と浮かびます。もしくは、(夫と結婚して良かった)とも思いながらも(他の男にしておけば良かった)とどこかで思う事もあるでしょう。

河合隼雄氏は、心に関して下記のように述べています。

物事をどちらかに決める場合は、その相反する気持ちの間で勝負が決まり、「助けを借りない」という方向が勝つとそれだけが全面に出てきて主張される。しかし、その実はその反対の傾向が潜在していて、それは、51対49と言いたい程の際どい差である事が多い

 

引用元:河合隼雄 こころの処方箋
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 『心は白黒付けられない』のです。

 動きたいと思っても動けないのは、心に反する力が働いているため、だと考えられそうです。

 近代社会は、便利な事が増えました。車に乗れば人だとあり得ない速度で移動できますし、ボタン一つで目的地を探す事だってできます。その恩恵も受けて今の社会が出来上がっていると考えても良いのではないでしょうか。

しかし、便利さの裏に取り残されているものがあります。その一つが『心』だと思っています。そもそも『心は、白黒付けられない』みたいなので、【より早く、より多く】と、いわれてもそんな都合良くはならないようです。

まとめ

今回は、『人の心には、実は、AとBが共存していて、上手くひっぱりあっている』という話を挙げました。心は、興味深い領域であって、多くの可能性がまだまだ潜んでいるようですね。

 今回はここまでにします。ここまで読んでいただき、ありがとうございましたー!!

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