【臨床心理士オススメ】仕事が終わって心身の緊張を和らげる方法を3分程度で紹介する記事

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 おはこんばんにちは。タイコです。

 この記事を読むと、『家にいても疲れがとれない人の手助け』になります。

目次

【日本は働き者が多い】は、過去の話???

 結論です。『副交感神経を働かせる(ゆっくり休む)ためには、その時間を確保して大切にする事が必要』です。

 【働かざるもの食うべからず】という言葉ができる程に、人間は働く事を必要としています。いかに働いていくか、というのは人生の物差しの一つといってもいいでしょう。

 そんな人間の特性加えて、集団(社会)が求める効率化などが拍車をかけて、人間は忙しい生き物になっています。

 そんな事も影響してか、人は、動く事に意識はいきやすく(??)、止まる事はどちらかというと、苦手としています。

 OECD(世界各国の労働時間を比較するデータを提供してくれるとこ)によると、日本の労働時間は、1980年代の2100時間台から2010年代1700台、2020年には1500時間台と、減少傾向にあるようです。

 

 いろいろ理由は考えられそうですが、労働基準法が1988年に施行された事なども影響しているのでは無いでしょうか。働きかた改革、なんて言葉もありましたね。

 *ちなみに、2020年では、週休1日で祝日もほとんどないとの事で、メキシコが一番労働時間が長いようです。

 【日本は働き者が多い】というイメージがありましたが、実はそれは結構前の話で、現代ではそうとも言い切れないのが現状にあるのに私は、驚きました(筆者としては、”週休3日にならないか”と、贅沢な願いがありますが笑)。

 パートタイム労働者が増えた事で、働く時間が短くなったなどカラクリのようなものが潜んでいるようなので、「労働時間が減った!」と断固としては、いえそうにはなさそうなのです(どうも歯痒い)。

動くにも止まる時間が必要な現代

 なにはともあれ、昔よりも働き方は広がって労働時間は短くできる部分もある、とはいえそうです。

 伴ってより必要になってくるのは、動く事に加えて休む事。

休むことに関して書いた記事はこちら⬇︎

https://goshtone.com/kokoro/40/

 先述したように、現代人は休む事が苦手だと思えます。止まる事が怖い心の内もあるだろうし、家族があって一人の時間を確保するのが難しい事情もあるでしょう。

 でも、そんな風に人間の心身は、都合よくできていないんですよね。緊張ばかりしていても心が固まってしまうし、逆に弛緩ばかりしていても固める事ができなくなるし。

 では、どうやって心身のバランスをとっていけば良いんでしょうか。そのポイントになってくるのが、『自律神経(交感神経と副交感神経)を切り替える』という事です。

 これがうまく切り替わらない場合は、自律神経失調症なんていわれたりします⬇︎

 人間は、”よしやるぞ!”とする時には交感神経が働いて、”休憩するか”とする時には副交感神経が働くようになります

 うまく休めない、というのは副交感神経が働かない事が一つ原因として考えられます。そこで、副交感神経を働かせる工夫があると、心も身体も切り替わりやすくなってより良いわけです。交感神経から副交感神経をうまく切り替えられるようにスイッチを作るようなイメージですね。

 副交感神経を優位にするための工夫は様々あります。簡単な紹介になりますが、手軽に日常に取り入れられそうな方法を以下に紹介します。

1)湯船に浸かる

 手足などの末梢神経が拡張して、血行が促されるなどによって身体の疲れを取る事ができます。体内の老廃物が流れやすくなるので、疲労回復の効果が得られるみたいです。ポイントは、適度な温度で入浴する事。具体的には、38〜40℃程度で10分程度で入浴する。42度以上のお湯には浸からないように気を付ける事です。どうしてかというと、あまりに熱いと交感神経が優位になって逆に休めなくなってしまうんですよね。

 他に、浮力によって例えば、体重60キロなら、水中では6キロ程度になります。関節や筋肉が重みから解放されるので、リラックスした状態になりやすいようなのです。毎日の入浴で、要介護リスクが抑えられる研究もあるのです。

 日本の水道水はミネラルが少なく一定の塩素が入っているそう。人間の細胞に含まれる割合との関係もあって、そのまま入るよりも入浴剤やレモン果汁を入れた方が肌に良いようです。

ちなみに、私は、こちらを使って毎日浸かっています⬇︎

 

2)呼吸法を取り入れる

  人間は、緊張と弛緩を繰り返します。つまり、呼吸をするわけです。息を吸う事によって交感神経が刺激されるため、吐くのを長くして吸うのを短くした呼吸を意識します。加えて、腹式呼吸をすることで、副交感神経を刺激して優位にしやすくなります。こちらの本には、【大きく吸ったり吐いたりするのは落ち着くのには効果がない】とも書かれています⬇︎

 

 この本に関して書いた記事はこちら⬇︎

https://goshtone.com/kokoro/659/

 

 3)「ただいま」と「おかえり」を口に出していう

  一番しやすいのはこれでは無いでしょうか。ポイントになるのは、誰かがいるかどうかでは無く、口に出して”仕事が終わった”と意識できているかどうかです。人間の心は、奥深さと単純さがあります。繰り返しやっていると、案外、自分自身に暗示をかけるようにもできるんですね。自然と、身体のスイッチも切り替わるようになります。

 

 

 

上記以外にも、自律神経を切り替える方法はあります。以下のような、安らげる音楽も取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

 まとめです。『副交感神経を働かせる(ゆっくり休む)ためには、その時間を確保して大切にする事が必要』という話です。

 

 今日はここまでにします。ここまで読んでいただいてありがとうございました!!!!

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