おはこんばんにちは。タイコです。
この記事は、『自身の能力をより発揮したい方』の手助けになります。
創造力とは、なんだろう
結論です。『誰にでも創造力はある。自我の力を弱め、自己からのメッセージ(イメージ)を受け取り、自我に統合する事で、より高次の創造力を発揮する事ができる』です。
ある辞書には、「創造的であること。何かの真似ではない、独自の有用な案を生み出すこと。また、その度合い。オリジナリティ。」とされ、またある本(*)には、「ひと仕事やってのける能力を持つこと」とされています。
*こちらの本です⬇︎
それぞれ定義があったにしても、創造力というと、何か偉大な人が持つ特別な能力のように感じられます。しかし、実際は、それは、みんなに備わっているモノです。
そもそも違った身体で、違った心で、違った魂で、この世にいるわけですから、それだけでも創造性があるように思います。
無意識のエネルギーを取り入れる
「誰もが持っている」とはいっても、誰もがシェイクスピアやエジソンのように創造力を発揮できているわけでも無いのも事実です。
どうやら、より高次の創造力というものが存在しているようなのです。それを発揮するためのヒントを心理学の偉人達は残しています。
以前の記事にも触れましたが、私達は、安定を求めつつも、革命を求めるような反するモノを持っています⬇︎
https://goshtone.com/kokoro/34/
それは、私達の意識(自我)からというよりも、無意識(自己)からの要請によるところが大きいようです。
ユングが無意識内に、肯定的・創造的な根源のあることを認めたこと、したがって対抗のもつ肯定的な面を重視したことは十分に注目すべきことである。ー(中略)ー創造的に生きるためには、むしろ、正常な範囲での退行が必要と考えていたのである。
ユング心理学入門 河合隼雄氏
つまり、無意識には、今までにない莫大なエネルギーが眠っており、それを意識(自我)に取り込むことで、より高次の創造性を発揮する事が可能になるようなのです。
そのためには、自我を弱める(退行させる)必要があります。
具体的には・・・
色々葛藤を抱える事で疲れる(退行が起きる)→そうする事で意識(自我)が弱まり、無意識(自己)の力が強まる→そのまま抱え続ける事で、自我が無意識のエネルギーを取り入れた状態でいずれ回復する→より創造性が発揮される。
といった流れです。
ここにサラリと記しましたが、実際にこの過程を乗り越えていくのは、非常に大変な道のりです。何かしらの葛藤を抱え、苦悩を乗り越えた先に、より高次の創造力を発揮しているのです。
まとめ
まとめです。『誰にでも創造力はある。自我の力を弱め、自己からのメッセージ(イメージ)を受け取り、自我に統合する事で、より高次の創造力を発揮する事ができる』という話です。
今日はここまでにします。ここまで読んでいただいてありがとうございました!!!!