おはこんばんにちは。タイコです。
「魅力的なブログを書きたい(多くの人の目に止まって欲しい)」
「行動を起こしてもらえる記事を書きたい」
という気持ちがあっても一体何から手を付けていいのか分からない方が多いと思います。ただ、コツさえ押さえられれば「人を惹きつける内容」は、高確率で再現することが可能です。
この記事では、『私たちの身の回りに溢れている心理学のテクニック』を紹介していきます。
心理士として日々、人の心に触れる中で思う事も織り交ぜております。「魅力的な(人の心に響く)ブログを書きたい」と悩んでいる人の助けになれば幸いです。
心理学における3つのテクニック
①「記憶に刻まれる」にはタイミングがある
貴方は、「第一印象」という言葉を、数多く耳にした事があるのではないでしょうか。多くなかったとしても一度は聞いた事があるでしょう。
例えば、初対面の人と会う時に、筋肉質で要所で気配りができる人だった場合、「真面目で気が利く人」といったポジティブな印象がつくはずです。
このように体型や話し方など、第一印象によってその情報が刻まれる事を、「初頭効果」といいます。ブログでいえば、タイトルやアイキャッチ画像が、その役割を果たす事でしょう。
さらに、「人の脳は手間を省く習性」があります。すなわち、「一つの良い印象がその人の全てを形作る」のです。簡単にいえば、ルックスや学歴・肩書きの一つでも良い印象があれば、(短期であっても)その特性がその人の全てを形作るのです。
先の例でいえば、「真面目で気が利く人」に見えても、他の場面では、手抜きをよくするかもしれないし、杜撰な生活を送っているかもしれない。ただ、人はそれを全てだと思ってしまいやすい。人は、思うよりも不完全であり、「物事を正確に評価する事ができない」のです。
一部の評価が全部の評価と誤認される事を「ハロー効果」と言います。
身近なところで、この効果は利用されています。CMで綺麗な女優さんが、某化粧品を紹介していたとしましょう。すると、「実際の商品の品質よりも高く見積もられやすくなる現象」が起きます。いわゆる企業努力というやつですね。
だから、ブログでは、「どんな人が書いているのか(プロフィール)」の情報は大切な要素になってきます。「3ヶ月間ブログを続けている」でも「0→1円」でも、何でもいいので一つでもやり遂げている特徴を挙げていく事が、収益化もしくは集客化のために大切です。
また、「一つ質の高い記事を見ただけで、他の記事も質が高いと思って高く見積もる可能性」があります。すなわち、一つの有益な記事は、別の記事を見てもらうための誘爆剤になり得るのです。だからこそ、「完璧なS E Oよりも読者の利益を優先する」必要があるのです。
脳に印象づくタイミングは最初だけではありません。すなわち、「最も盛り上がった時と最後は、記憶に残りやすい」のです。これを「ピークエンドの法則」といいます。
例えば、2023年のWBCを思い出してください。きっと貴方は、大谷選手がセーフティバントした場面や日本が世界一になった事を思い出すでしょう。しかし、二回裏でファアボールになった場面を思い出す事は難しいはずです。少なからず、日本が世界一になった場面の方が記憶として思い出されやすい。
すなわち、ブログで何かを勧めたい時には、「最大の特徴を間に挟んで、メリットを後に書く方が記憶に残りやすい」です。提示する順番が違うだけで、思い出される=購買意欲が湧く可能性が格段に上がります。
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②人は自分に必要な匂い(情報)を嗅ぎ分ける能力がある
よくマーケティングには、「ペルソナ」という用語が出現します。これはなんでしょうか。
マーケティングにおけるペルソナは、「自社の商品・サービスを使用する典型的な顧客像」を意味し、ペルソナを決めることを「ペルソナ設定」と言います。ペルソナ設定では、デモグラフィック属性に加えて趣味嗜好や行動パターンなどのサイコグラフィック属性についても詳細に設定し、「実在しそうな一個人」を作り上げます。例えば、ターゲットは「20代~30代前半の一人暮らしの未婚女性」などのデモグラフィック属性で大まかに設定しますが、ペルソナは「休日の過ごし方」「よく使用するSNS」「将来の目標」など、ライフスタイルやパーソナリティに関する項目も設定します。ペルソナを設定すると顧客をより深く理解することができ、顧客視点でマーケティングを展開しやすくなります。また、関係者間で同じ顧客像を共有することができるため、施策の検討や意思決定をスムーズに行えるようになります。
「ペルソナ設定」とは より引用
ペルソナとはpersonalのLの字を抜いたもので、元々は劇の役(仮面)の事です。パーソナリティなんて言葉がありますが、字の如く「性格=特性」の事です。
要するに、「読んでもらいたい人達って大体20代〜40代の女性だよね」といったように、ターゲットを絞る事をペルソナ設定といいます。
例えば、甥も姪も子共もいない18歳男性に、哺乳瓶を勧めてもペルソナ設定とは外れている事になります。
このように私達は決めていようがいまいが、狙いとしている対象がいます。逆をいえば、対象となっている人も自身の興味がある事に目が向きやすいのです。
興味のある事に目がむきやすい人の習性を「選択的知覚」と言います。
雑記ブログと特化ブログの論争がありますが、このような視点を含めれば、特化ブログの方が対象が明確なので、人間の習性を生かしやすい可能性があります。
③人は「距離感」が近いものを信用しやすい
「SNSは集客に使う〜」という文言を目にした事がありますが、これは、「稼ぐ力」に繋がってきます。
①情報感度が高くなる
②「伝える力」「発信力」が鍛えられる
③副業や転職する上で有利
お金の大学 P168 より引用
⬇︎不労所得(働かなくてもお金が入ってくるシステム)を得るための知識が詰め込まれている⬇︎
「SNS は短距離走で、ブログは長距離走」です。以下のようになります。
SNS | ブログ |
一発が大きい(情報の威力がある) 流動性が高い(流れやすい) 拡散しやすい(多くの人の目に入る) | 情報として残る(流れにくい) 拡散されにくい(多くの人の目には留まりにくい) |
要するに、SNSとブログの長所と短所を掛け合わせると、補ってちょうどいい具合になるから二つ使った方がいいよ、という事です。
つまりは、ブログをしていく上で、SNSは不可欠だという事です。実際に私のブログもSNSからの流入が半数を占めています。SNS使用前より倍以上の流入があります。
そんなSNSですが、心理学的にも有効です。すなわち、「人は、馴染みのあるものを選択しやすい特性」があり、SNSではそれを活用しやすいのです。すなわち、「距離感近いものを選びやすい」のです。
この特性を、「利用可能ヒューリスティック」といいます。
この距離感というのは、物理的なものだけではなく、心理的にも距離が近いものも含みます。毎日毎日少しずつでも接していると、それに対して距離感が縮まったように感じるのです。すなわち、SNSの発信も流れやすいとはいえ、「よく見かける」と距離が近く感じられるのです。定期的な発信によって効果が発揮され、集客化と収益化に繋がってきます。
まとめ
今回は、『私たちの身の回りに溢れている心理学のテクニック』を紹介しました。絶対的な理論があるわけではないですが、これらのテクニックを組み込む事で、貴方の声が誰かに届きやすくなる事でしょう。多くの企業がCMなどを活用しているのがその証拠です。
ぜひ本記事で紹介したテクニックを組み込んでみてください。
以下の記事では、心理学✖︎作品(ブルーロック)を掛け合わせ、人の心について深堀しておりますので、是非、併せて読んでみてください。
今日はここまでにします。ここまで読んでいただいてありがとうございました!!!!